BESTMAX Management Seminar
制御された狂気
飛躍する経営者が持つ
「合理性を裏切る力」
机上の空論より実践できる最善の策
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本日のアジェンダ
01
なぜ人は一定水準から先へ進めないのか
02
飛躍に必要なものの正体
03
「制御された狂気」の構造
04
その状態に入るための鍵
05
組織への実装ヒント
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01
なぜ飛び越えられないのか
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合理性は「正しく進む力」であり、「飛び越える力」ではない
合理性が生み出すもの
失敗確率を下げる
成功パターンをなぞる
リスクを最小化する
→ 現在地の最適化に働く
×
合理性が生む制約
「今の延長線の中でしか
動けなくなる」
現在地からの最短距離を最適化する力はあっても、その延長線を「飛び出す力」はない
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02
飛躍に必要なものの正体
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ある局面で「合理性をあえて裏切る選択」をしているから
勝率が低くても進む
成功確率が低いとわかっていながら、それでも前に進む選択をする
意味が確定しなくても投資する
リターンがまだ見えていないものに、あえて資源を投じる
理解が得られなくても決断する
周囲の同意なしに、自分の判断だけで動く

本人の内側には「確信に近い感覚」が存在している ─ 説明できない跳躍の出発点

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03
「制御された狂気」の構造
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壊れていない理性が、あえて壊れた選択を許可している
表層:狂気(実行レイヤー)
非合理にも見える意思決定
リスクを伴う行動の実行
他者からは理解されない選択
同時
成立
深層:制御(メタレイヤー)
逸脱している自覚がある
状態を客観視できている
引き返せる感覚を持っている
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04
その状態に入るための鍵
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「行動する自分」と「観察する自分」を同時に持つ
行動する自分
逸脱・実行・決断
同時
観察する自分
客観・俯瞰・制御

どうやって習得するか? 大きな失敗・修羅場の経験 / 深い自己認識を通じて育まれる
「壊れても戻れる」と体感した人だけが、本当の意味でリスクを取れる

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組織への実装ヒント
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「狂うことではなく、狂いを扱える構造をつくる」
1
失敗を明示的に許容する
一部プロジェクトに限り、
失敗コストを事前に設計する
2
役割を分ける
「突破する役割」と「制御する役割」を
組織内で明確に分離する
3
一時的に自由度を高める
一定期間だけ意思決定の
自由度を意図的に引き上げる
局所的に逸脱を許可することで、組織の中にも飛躍の余地が生まれる
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まとめ

合理性は「最適化の力」だが、飛び越える力ではない

飛躍する経営者は、ある局面で合理性をあえて裏切っている

「制御された狂気」=壊れない理性が、壊れた選択を許可している状態

鍵は「行動する自分」と「観察する自分」の同時保持

組織では「逸脱を許可する構造」を局所的に設計する

机上の空論より実践できる最善の策
BESTMAX
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